クレイフラワーってなに?
クレイフラワーのカタログはコチラからダウンロードできます。
クレイフラワー(clayflower)ってなに?
「クレイフラワー(clayflower)ってなに?」って、思われる方もいらっしゃると思います。
”百聞は一見にしかず”です。
この動画の中に出てくるお花は、総てクレイフラワーというものです。
日本では、押し花やドライフラワーなどは、比較的知名度がありますが、クレイフラワーやプリザーブドフラワーなどは、あまり知られておりません。
余談ですが、プリザーブドフラワー(Preserved Flower)とは、日本語に直訳すると、“保存された花”という意味です。
最新の保存加工技術によって、花の色合い、形、柔らかさを、永年保つことのできる形に保存したお花です。
では、クレイフラワーって一体、何なのでしょう?
それは…
クレイフラワーとは樹脂粘土で作ったお花の事です。
粘土って聞かれると、「ネバネバしてて、手につくと臭い!」って思われるかも知れませんが…
使う粘土の素材が全く違いますので、そのような事はありません。
それに現在では様々な種類の粘土が開発されてまして、とても繊細で美しく、本物のお花と見間違えるほど、完成度の高い仕上がりにする事が出来るのです。
手作りクレイフラワーは、作りやすく自分にあったサイズで作ることが、出来るため、幅広い年齢層に人気があります。
趣味として毎週教室に通う人も増えていますし、クレイフラワーの作品を販売するための技術を、習得するための講習会に参加する人もいらっしゃいます。
そんな、趣味が高じてのプロになるための講習もしております。
野草系クレイフラワー
クレイフラワーは、粘土工芸の一種であり、最近は粘土の素晴らしい研究開発が進んで、少しづつ静かに広まってきております。
そして、クレイフラワーには、西洋花系や果物系など、作っている作品によっても、色々なジャンルや方向性があります。
私Norikoが、手がけているのは、主に野草系のクレイフラワーです。
信州という土地に根付いた、野草や高山植物を観察し、それらをできるだけ忠実に再現することを心がけ、作品にしております。
クレイフラワーの原材料の粘土は、フィギュア制作のための粘土の需要などで、粘土に対する技術革新がさらに進み、粘土全体の質や種類も年々向上しております。
したがってクレイフラワーを制作し、教えている私達の技術の向上も、さらに重要になってくると思います。
クレイフラワーには、私にも分からない沢山の可能性が、まだまだ秘められています。
どの業界もそうだと思いますが、クレイフラワーの世界も、切磋琢磨、日々の精進があるのみなのです。
作品作りも、誰でもやっている普通のことを、誰よりも徹底的にやれているか否かだと思っております。
私は、作品に対して、相対差で勝負をするのではなく、絶対差で勝負しております。
絶対差は、毎日当たり前のことを積み重ねていくことでしかできないのです。
一度、クレイフラワー・アーティストの道を諦めてしまった私には痛いほど分かります。
小さな積み重ねの差が大きくなり、そして、それは絶対に追いつかれないモノへと変わっていきます。
「継続は力なり」とは、微妙な変化に気が付く力が付くから言えるのです。
微妙な変化を感じ取る力が、絶対差の源です。
絶対差がでる素晴らしい感性を持った作品作りを心掛け、そしてその出来上がった作品を皆さんと共に愛でることができれば素敵だな…と思っております。
このサイトをご覧になられて、少しでも、ご興味がでていただけたとしたら、嬉しく思います。
認知症予防にも効果あり!
少し前まで、私は、認知症の母と叔母の二人を介護しておりました。
その時の頃のお話しをさせていただきます。
思えばクレイフラワーに一生懸命になり過ぎて、母を疎かにしておりました。
叔母に対しても、同じです。
母が認知症になってしまい、開いていた教室を断腸の思いで全て閉鎖して、実家へ戻り、私は数年間クレイフラワーから離れておりました。
そうなのです!
クレイフラワー・アーティストという仕事を辞めてしまった時期もあったのです。
辞めてしまった時期、それは辛く、自分が惨めに思えるくらい、何もかも失ってしまったような感覚になりました。
母と叔母との二重苦の介護で、身も心も疲れ果ててしまいました。
私自身が、うつ状態になりかけておりました。
そんな時、何の気なしに、手慰み程度に作ったクレイフラワーが、私の心を救ってくれました。
「私には、クレイフラワーしかない!」 いや、「私にはクレイフラワーがあるのだ!」と思えたのでした。
そのように色々ありましたが、周りの皆様の温かいご支援で、教室をもう一度再開することができました。
再開して気づいたことがありました。
老人ホームにいる叔母を訪ねた時のことでした。
クレイフラワーを持参すると、叔母以外の人達も興味を抱いて集まってきました。
クレイフラワーは、指先を使ったり、色彩を愛でて脳を刺激し、また花に関連する思い出を呼び覚ましたりと、認知症予防として、かなり効果のある療法でもあったのです。
ですから、私は今、信州の色々な老人ホームでも、クレイフラワーを教えるようになりました。
母のように重度の認知症になる前に、クレイフラワーによって一人でも多くの人に認知症の進行を抑えたり、また予防できたりすれば幸いと思って始めました。
人間やろうと思えば、どんな環境でもできると思えるようになりました。行動を起こす勇気さえあれば、なんとかなります。
人間たった一人では、無理な事も多いですが…
一生懸命やっていれば、必ず周りの人が手を差し伸べてくださいます。
クレイフラワーの作品作りから、このカタログや展覧会や教室なども、数多くの方のご支援と応援で成り立っております。
あとは、自分に言い訳せず、無理だと思い込まず、どんな時も明るく楽しくふるまって、下記の言葉を忘れずに、一生懸命頑張っていれば、必ず誰かが手を差し伸べてくださいます。
- ツイてる
- 嬉しい
- 楽しい
- 幸せ
- ありがとう
- 感謝します
- 許します
- 愛してます
この8つの言葉は魔法の言葉です。
この言葉が言えるようになるには、かなり時間がかかりましたが、支えていただいている皆様へ毎日言っている言葉です。
せっかくなら、明るく楽しく悔いのない人生を送りたいものです。
そういった思いをこめて、作品を作っております。
【連絡先】
- Noriko
- 電話:080-2213-7113
- 気軽にお電話くださいね。
クレイフラワーとは?記事一覧
クレイフラワーの材料クレイフラワーは、材料に樹脂粘土を使って造る花のことで、クレイアートの一つです。好きなサイズや形に作ることが出来るため、リースに使える大きなものから、ピアスやネックレスなどの大変小さなアクセサリーパーツも作ることが出来ます。指先を使ってつくる滑らかな雰囲気と軟らかい樹脂粘土の感触が特徴で、癒し系アートとしても人気があります。樹脂粘土小さなアクセサリーに使われる事も多いクレイフラ...