粘土(クレイ)で作る野草を主にしたクレイフワラーアートです。 

Norikoのクレイフラワーの作品の特徴

クレイフラワー 里山の野草

 

今まで十数年間数多くの作品を作成し、
展示会などで発表してまいりましたが、
主な作品は、
信州に根付いた野草に焦点を絞り、
丹念に制作しております。

 

野草は、一見地味な存在で、
花が咲いても大きいものは少なく、
どちらかと言えば、
ひっそりと佇んでるような存在ですが、
素晴らしい魅力があります。

 

また里山でしか、見られない懐かしさもあります。

 

クレイ, クレイクラフト, 手芸,造花, フラワーアレンジメント,野草

 

現地におもむき、
愛でていただくのが一番かと思いますが、
病気や怪我や体調不良の方や、
忙しくて行けない方へ、
私の作品を見て、
山野の野草を少しでも思い出して、
愛でていただければ幸いです。

 

また環境保護の観点からも、
絶滅危惧種や高山植物など、
貴重な植物も、作成しております。

 

ただ作品展や展示会などでは、
華やかさも求められるので、
大きな作品も作っております。

 

少しずつですが、アップしていきますね。

 

まだデジカメという製品が、
普及していない頃からのもありますので、
画質が悪いとは思いますが、
ご酌量くださいませ。

 

 


作品記事一覧

南天は、平安時代に中国から渡り、古来より鎮咳の生薬として、縁起ものの木として日本で親しまれた植物です。日本ではナンテンが、「難転」〜難を転じて福となす〜に通じることから、縁起木として愛されてきました。戦国時代には、武士の鎧ビツに南天の葉を収め、出陣の折りには枝を床にさして勝利を祈り、正月の掛け軸として、水仙と南天を描いた天仙図が縁起物として好まれたようです。江戸時代になると、南天はますます縁起木と...

日本の山野でごく普通に見られる野草植物で、冬は地上部が枯れて根の状態で越し春に再び芽を出して生長する多年草です。夏から秋にかけて茎の先端に小花がたくさん集まって卵形を成した花穂を付けます。花は渋い赤色、花びらに見える部分は萼(がく)で、花びらは退化しています。小花を穂状に付ける植物の場合、下から先端へ向かって咲き進むものが多いですが、ワレモコウの場合先端から下に向かって咲き進んでいきます。このよう...

夏の初めから秋深い頃まで、畑や水田の畦道(あぜみち)などで、小さな群生をつくっている赤い野草…シニア世代の方には、「あかまんま」という呼び名の方が、なじみ深いかもしれません。この野草の名前は、”犬蓼(イヌタデ)”と言います。信州姨捨の棚田の畦道(あぜみち)で、今も昔も変わりなく、初夏に穂を出して淡い紅色の小花が咲き始め、枝分かれして横に這い広がりながら小さな群生をつくり、秋まで咲き続けております。...

千両(センリョウ)は、センリョウ科の常緑小低木です。林内に生育し、また冬に赤い果実をつけ美しいので栽培されます。東アジア〜インドに分布しており、日本では南関東・東海地方〜九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生してます。高さは50〜100cmで、葉は対生。花は黄緑色で7〜8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくっております。お正月迎春花(松竹梅・千両・紅白葉牡丹・ピンポンマム・アナスタシアなど)と...

柿は、”喜来”に繋がり、”柿の七徳”と言われて、柿には7つの徳があると言われています。俗謂柿樹有七徳。一寿。二多陰。三無鳥?。四無蟲。五霜葉可翫。六嘉実。七落葉肥大。一は、寿命が長い。二は、日蔭が多い。三は、鳥の巣がない。四は、虫がつかない。五は、霜葉が鑑賞できる。六は、果実がよい。七は、落ちた葉が肥えていて大きい。七五三のお祝いに、子供が柿の様に、七つの徳を身につけられられますように願い、柿を七...

紫式部(ムラサキシキブ)は、落葉性の低木で、樹高は2m〜3mになります。秋に光沢のある紫色の小さな果実を葉の付け根あたりに、まとめてつけるのが一番の特徴です。赤い実をつける日本の樹木は多いですが、紫色の果実をつけるものはあまりありません。別種に丈が低いコムラサキというのがあり、園芸品店などでは、一緒になってしまっております。見分け方は、ムラサキシキブは果実が葉の付け根あたりに付くのに対し、コムラサ...

 3月から4月にかけて花が咲く沈丁花(ジンチョウゲ)。 手マリのように咲く花弁と、 甘い香りがすることで、ガーデニングを趣味とされてる方にも人気の高い花です。 沈丁花(ジンチョウゲ)の花の香りがすると春の訪れを感じます。 沈丁花は低木で、一年中葉が青い木で、庭木に適しており、小さな花びらが固まって丸いボール状に咲き、瑞花とも言われています。 雌雄は株で異なり、日本には室町時代に雄株だけが渡来したと...

早春の山菜の王様、蕗の薹(フキノトウ)は、まだ雪が残る頃、あちらこちらで雪を割ってひょっこり顔を出します。その姿に、待ちわびた春の息吹を感じさせられます。人々は、太古の昔から春先になると、蕗の薹(フキノトウ)を食して来ました。それは、熊と同じように、人間の本能が春を迎えた体の健康維持に、必要な食べ物だと無意識的に認識してきたからではないでしょうか?春先に、雪解けの地面に、顔を出す蕗の薹(フキノトウ...

蔓梅擬(ツルウメモドキ)は、山野に自生しており、ツルが他の樹木などに絡んでゆきます。花は目立ちませんが、秋には熟した真っ赤な実と黄色い仮種皮の絶妙なコントラストが大変美しく可憐であります。難点は、飾っておくとバラバラとこぼれ落ちてくることですが、クレイフラワーなら、そのような事はありません。晩春から初夏に、葉のわきに黄緑色の小さな花が咲き、秋に鈴なりについた緑の実が黄色く熟し、晩秋から初冬に黄色い...

秋明菊 (シュウメイギク)は、里山に自生し、毎年花を咲かせる宿根草で、「秋」の訪れをもっとも感じさせてくれます。そして、一度植えると、毎年秋に楚々とした上品な花を咲かせてくれます。京都の貴船山に多く見られたことから、別名「貴船菊」とも呼ばれます。秋明菊 (シュウメイギク)は、秋に、細長い茎先に菊花に似た、白または、桃色、淡紅紫色の花のような萼片をつけるキンポウゲ目キンポウゲ科イチリンソウ属シュウメ...

擬(モドキ)とは「似て非なるもの」「匹敵するもの」という意味で、梅擬(ウメモドキ)の葉の形や枝振りが、梅に似ているので、梅擬(ウメモドキ)という名前が付けられました。直径5mmくらいの球形の果実が枝にびっしりと付き9月頃に赤く熟します。果実は秋口から落葉後の真冬まで長期間鑑賞でき、葉のあるときと落葉後ではその趣も異なり、見る人を楽しませてくれます。梅擬(ウメモドキ)の赤い実は小鳥が好んでついばむ果...

お彼岸になると、必ず真っ赤な花を咲させる彼岸花(ヒガンバナ)。子供の頃に彼岸花を見ると足がすくむほど怖かった、何だか不気味という人もいれば、あの妖艶さが好き、この花を見ると癒されるという人もいます。いずれにしても彼岸花(ヒガンバナ)って、とても“妖しい”存在ですね。そんな妖しくて、綺麗な彼岸花(ヒガンバナ)ですが、「持ち帰ると悪いことが起こるから、摘んではいけない」などと子供の頃に言われました。そ...

藪萱草(ヤブカンゾウ)は、夏に根元から集まって出た葉の間からまっすぐ伸びた花茎の先に、橙赤色をした八重の大きな花が5〜10輪、次々と咲きます。藪萱草(ヤブカンゾウ)は、見ていると物忘れするほど美しい花と言われております。万葉集の歌ではワスレグサ(忘れ草、忘草)と呼ばれ、花を見たり身に着けたりするだけで、憂いを忘れさせてくれるという意味に変わっています。花の名は、漢名の萱草を音読みにしたもので、花が...

秋になると、日陰の植込みや路地裏で、この花をよく見かけるようになります。一株二株あるだけで、あたりの空間がぴりっと引き締まるような、そうして同時に、ほんのりとした暖さが漂ってくるような、そんな感じがいたします。淡いピンクの花とハート形の葉をもち、楚々とした繊細な雰囲気が多くの茶人や俳人にも親しまれてきたのが、秋海棠(シュウカイドウ)です。草丈は40〜60pほどで、花期は8〜10月頃です。昔は泣きぬ...

野茨 (ノイバラ)は、野薔薇(ノバラ)とも呼ばれ、バラ科の落葉性のつる性低木です。日本のノバラの代表的な種で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生します。野生の薔薇(バラ)は、似たような種類が多くて、見分けるのが難しいですが、野茨 (ノイバラ)は、ごく普通に見かける種類です。晩春に川辺や空き地などで、よく枝分かれした先に、花径2センチくらいの白い花を総状につけ、花びらは5枚で、ほのかな香りが漂います...

莢迷(ガマズミ)は落葉低木で、日本の山野でよく見られ、アジサイに似た感じの美しい花です。樹高は3m前後となり、開花期は5〜6月で、実熟期は10月頃です。新緑の頃に5oほどの白い小花が木全体の枝先に傘状に付き、10月頃には赤く熟した小豆大の実が美しく、花よりも観賞価値があります。卵形の8〜14pほどの大きな葉が2枚向き合い、葉には毛が多く鋸葉をもち、秋には美しく紅葉します。他に、実が黄色に熟す「キミ...

鷺草(サギソウ)の後ろの部分は細く伸びていて、サギの尾羽のようです。細長く切れ込んだ花弁と唇弁の形が、空を舞う白鷺を思わせることから、ついた名だと言われております。別名を白鷺草(シラサギソウ)とも呼ばれております。清楚な姿は見る人の心を捉え、優美な雰囲気をもつ花で、夜によい香りを漂わせます。鷺草(サギソウ)は野生のランの一種で、本州、四国、九州などに自生していました。しかし、花があまりにも魅力的な...

蚊帳釣草(カヤツリグサ)は、カヤツリグサ科の多年草で、世界の温帯〜熱帯に広く分布しており、その数600種とも言われています。古代エジプトの「紙」の原料として使われた「パピルス」も、同じ仲間なのです。日本にも、本州以南に20種ほど自生し、野原や畑などでごく普通にみられます。高さは、30cm〜60cmほどで、花期は7月〜9月にかけてで、花色は、黄褐色で、四方に広がった花穂は、まるで線香花火のように見え...

早春から春にかけて、日当たりのよい土手や野原などに、スギナにくっついて出てくる事から「付く子」と呼ばれたり、船の航路を示す杭の澪標(みおつくし)のツクシからとか、袴の所でついでいる様に見える事から「継く子」となったなど色々な説があります。「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)、地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも呼ばれております。土筆は土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」に覆...

薺(ナズナ)は、冬から春の田畑や道端で、まっすぐ伸びた花茎の花穂の下から順に、白い4弁の小さな花が咲きながら種子をつけ、花穂の先に次々と蕾を付けて咲き上がっていきます。別名のペンペングサやシャミセングサ(三味線草)は、実の形が、三味線のバチに似ていることから付けられました。信州では、収穫の終わった後の田畑にも咲いております。胃にやさしい七草粥(ガユ)の春の七草の一つでもあり、薬用や食用に良く、真冬...

連翹(レンギョウ)はおよそ8種の仲間がある落葉性の低木です。ほとんどの種は中国、朝鮮半島、日本などに分布しますが、1種のみ東ヨーロッパ(主にアルバニア)に産します。園芸で栽培されるのは主に中国や朝鮮原産の種です。具体的には、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、それに人工的に掛け合わせて作られたインテルメディアを加えた4種が庭木や垣根、切り花などに広く利用されています。朝鮮連翹(チョウ...

ミニ薔薇(ミニバラ)は、大きくても5cm程度と花の大きさが小さく、葉も小さく、高さは20cm程度が主流で大きくても50cm程度です。ただし、ミニのつるバラは2mにもなります。四季咲き性のものも一季咲き性のものもあり、樹形もさまざまでプロでも厳密に分類することが難しいようで、出版されているバラ図鑑をみていても、ミニバラとして分類されているものが、ポリアンサになっていたり、モダンシュラブになっているの...

猩猩袴(ショウジョウバカマ)は、山地の谷沿いや林野の湿ったところに生える多年草で、シュンランやカタクリと同じ頃に、樹下に静かに花をつける山野草です。春の山裾を散策すると独特の形をした花を付け、高山植物と見違えてしまいます。そのようにショウジョウバカマ(猩猩袴)は、高山植物のように見えますが、人里にも生え、低地から高山まで広く分布し、咲く時期が、低地では春で高山では初夏になります。ショウジョウ(猩猩...

風が気持ちいいと感じる4月〜5月頃、可憐な花の咲く白山吹(シロヤマブキ)です。山吹(ヤマブキ)と言えば、ヤマブキ色で有名なので黄色の花を咲かせますが、白い花を咲かせる白山吹(シロヤマブキ)とは違います。単に、黄色の山吹(ヤマブキ)の色違いの様に思われてるかも知れませんが、同じバラ科ではありながら、属が違って、別種類なのです。違いは、白いだけかと思っていましたが、花びらの枚数も葉っぱの生え方も違いま...

 小彼岸桜(コヒガンザクラ)といえば、私の中では高遠の桜です。 高遠城趾公園のタカトオコヒガンザクラは、県の天然記念物の指定を受けております。 桜の色の美しさと規模の大きさから『天下第一の桜』と称され、「桜の日本三大名所」「日本さくら名所100選」に数えられています。 花は小振りでピンク色が濃く、1500本の桜が満開に咲きそろう眺めは、雪景色の中央アルプスとの素晴らしいハーモニーを作り出し、見事な...

静謐早春の頃に、赤紫色を帯びた茎先に4枚の葉に包まれた白い花穂をまっすぐ伸ばし、若い葉の中心から白いモールのような花がひっそりとした感じで、ひとつ咲きます。花の名は、気高さのある花の姿から、鎌倉時代に悲運の名将と呼ばれた源義経の側室、静御前の面影を偲んで名づけられました。静御前の悲恋と美をしのぶ春の山野草、一人静(ヒトリシズカ)とは、そんな花です。花言葉である”静謐”とは、そのようなところから付け...

二人静(フタリシズカ)は、晩春の頃に、十字状についた4枚の葉の中心から伸びた2本の花穂に、沢山の蕾が付いて、花びらが無い白く小さな花が下のほうから咲きます。二人静(フタリシズカ)という花の名は、静御前の亡霊が舞う能曲から、2本の花穂を静御前とその亡霊の舞い姿に例えられて名付けられました。花言葉である”静御前の面影”は、ここから由来しているのでしょう。能曲の二人静(フタリシズカ)は、吉野山の勝手神社...

鈴蘭水仙(スズランズイセン)は、春になると、濃い緑の細長い葉の間から伸びた花茎の先に、花弁の口元に緑の斑を散りばめた釣鐘型の愛らしい白い花が、2〜6輪ほど下向きに連なって咲きます。スズランスイセン(鈴蘭水仙)という名前は、茎に垂れ下がって咲く花の姿がスズラン(鈴蘭)に似ていて、細長い葉がスイセンの葉に似ていることからつけられました。水仙(スイセン)のような細い葉っぱに、鈴蘭(スズラン)のような花を...

タンポポは、漢字で「蒲公英」と書きます。なんだか漢字の方が、分かり難いですよね。キク科の多年草で、関東地方のカントウタンポポ、中部地方から北に分布するエゾタンポポ、近畿以西に多いカンサイタンポポなどがあります。日本において、わずか100年で、従来種のニホンタンポポがほぼ消えてしまいました。そして、この西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)は、ものすごい勢いで、今も繁殖をしています。それは、どうして、そうな...

信州には、野辺や庭園を色と香りで満たす花々や高山植物や高層湿原植物の可憐な彩りが沢山あります。大自然を背景に、絵になる花景色を見せてくれる信州各地の花々…その中で、今回はリンゴの花を紹介いたします。(季節外れになりますが…)桜の花が終わる5月頃に(信州では桜の開花は1ヶ月ぐらい遅いのです)、直径3〜4cmのリンゴの花が咲き始めます。つぼみの時は、淡紅色ですが、花が開くにつれて、白色に近くなってきま...

稚児百合(チゴユリ)は、最も小型で可愛らしいユリの仲間です。早春の頃に芽を出して、上部で弓なりに曲がった茎先に、1cmくらいの白い鐘形の小さな花がちょっと下向きに咲きます。花の時期は、5月の終わり頃ぐらいで、信州の山麓に遅い春を招き寄せてくれます。落葉樹の木陰を好み、木々の葉が茂った木陰で群生して咲くので、白い花が目立ちます。種子繁殖もしますが、球根は無く、地下茎で増えます。その為に山野では、群生...

梅(ウメ)の花が終わる頃、桜(サクラ)と共に咲き始めるのが、桃(モモ)の花です。花が美しいものをハナモモといい、早春にピンクの花を枝に沿うようにびっしりと咲かせ、ひな祭りの飾りに欠かせないお馴染みの花です。桃(モモ)は、バラ科の落葉高木であり、中国・黄河の上流地方を原産地とする果物です。古くよりその実は再生と豊穣の象徴とされ、早春に紅色の花を咲かせ、夏頃に「桃色」でおなじみの果実をならせます。仲間...

アケビ(木通、通草)は、落葉低木で、サルナシと同じくつる性ですが、雌雄同株で花は雌花と雄花があります。色々な種類のアケビがあるみたいで、あけび・みつばあけび・ごようあけび・むべ(トキワアケビ)・白アケビなど…野種や雑種など、詳しく分けると混乱しそうです。日本の山中に自生しておりますので、 子供のころに山で、アケビを採って食べた事がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?そんな美味しそうに成った...

春を訪れを告げる風物詩である、菜の花(ナノハナ)。野原一面に、黄色の花を沢山咲かせた菜の花畑が、春になると見られます。菜の花(ナノハナ)が咲くと、一気に春がきたという、明るい気持ちになります。一面の菜の花は、希望を感じさせてくれ、新しい出発を応援してくれているようです。菜とは食用の意味であり、菜の花とは食用の花の意味です。おひたしや和え物として食べられる”野菜(菜っ葉)の花”という意味から、”菜の...

真冬の信州ですが、ハウス栽培のスイートピーは出荷最盛期を迎えております。薄いピンク色や紫色の花が咲き、信州のハウス内では一足早い春の雰囲気となります。スイートピーの歴史は、17世紀末頃にイタリア・シシリー島で発見されイギリスに渡り、その後、ヨーロッパ各地で改良が進み、多種多様な園芸品種が生まれ、現在に至ります。日本への来歴は不明ですが、19世紀中半にスイートピーが描かれた写生図が残っているので、そ...

ドクダミは、梅雨時期になると白い可愛い花が咲きます。毒や痛みに効くということから、「毒痛み」が転じて、ドクダミと呼ばれるようになりました。 民間薬としてよく知られ、虫刺され、切り傷、胃腸病など、十種の薬効があるということから十薬とも呼ばれます。日陰に群生し、高さ15〜30cmになる多年草です。ドクダミの生命力と繁殖力は、他の薬草よりはるかに強く、いくらむしり取っても、根茎が残っていると、翌年は、地...

 信州の県花でもある竜胆(リンドウ)。 秋空に映える濃い青紫色のリンドウの花は、野趣・美しさ・可愛らしさを兼ね備えた日本人の心に響く、古くから親しまれてきた野草でしょう。 ちなみに、竜胆(リンドウ)の開花時期は9月〜10月で、筆竜胆(フデリンドウ)の開花時期は4月〜5月です。竜胆の由来 リンドウは、漢名「竜胆」の音読みが変化した語らしいです。 平安時代には、「りむたう」「りんたう」「りんだう」「り...

 筆竜胆(フデリンドウ)は、リンドウ科リンドウ属の越年草です。 北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、乾いた草地や明るい林に生えます。 草丈は5センチから10センチくらいで、茎の上半部に広い卵形の葉が向かい合って生え(対生)、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。 葉の質はやや分厚く、裏面はしばしば赤紫色を帯びており、根元から生える葉は小さくて目立ちません。 近縁種の春竜胆(ハルリンドウ)は...

正式な和名は、瑠璃唐綿(ルリトウワタ)で、実はブルースターは切り花の園芸上の呼名なのです。花名のブルースターは、5枚の花びらが、青い星のように見えることにちなみます。欧米では、幸せな結婚生活を送るために、結婚式のアイテムにブルースターが使われます。男子の誕生を祝うときにラッキーカラーとして、ブルースターが贈られるといわれます。花言葉の「幸福な愛」「信じあう心」も、これにちなんで付けられたのでしょう...

 信州は、野辺や庭園を色と香りで満たす花々、高山植物や高層湿原の可憐な彩りが、数多く見られる県です。 大自然を背景に、絵になる花景色を見せてくれる信州各地の花たちの中でも代表格的なのが、この紫陽花(アジサイ)です。 6〜7月に紫(赤紫から青紫)の花を咲かせ、花の色が土壌のpH濃度によって、様々に変化するので、「七変化」とも呼ばれています。 梅雨の鬱陶しい気分の中で、鮮やかに花を咲かせてくれる姿は、...

山法師(ヤマボウシ)という名は、中央の緑の花を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾をかぶった山法師に見立てて、名づけられました。山法師(ヤマボウシ)は、晩春から初夏にかけて、葉脈がはっきりした葉の上に、先が尖った真っ白い花びら(総苞)4枚の花が、枝いっぱいに咲きます。秋になれば、赤く熟した丸い果実がなって、食べれます。種子は約3mmで、大きい果実には3〜4個、小さい果実では1個入ってます。果肉はや...

希少野生植物となってしまった、紅花山芍薬 (ベニバナヤマシャクヤク)。紅色の小さくて可憐な花を咲かせます。花が開くとだんだんと薄い色になって、開いたら2〜3日で散ってしまう、儚い命の花です。紅花山芍薬 (ベニバナヤマシャクヤク)は、大和朝廷(ヤマト王権)の時代に中国から渡来したとされております。芍薬(シャクヤク)に葉の形や蕾が似ていて、山に自生して花の色が、真っ赤な紅色をしてたことから、紅花山...

山芍薬(ヤマシャクヤク)は、ボタン科ボタン属の山野草です。「立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花。」という言葉がありますが、その立ち姿は凛とした気品さがあります。ヤマシャクヤクは関東・中部以西の本州から九州に分布する多年草です。ブナ林域などの明るい落葉広葉樹林の山地に生え、草丈30〜60cmほどになります。葉は3〜4枚互生し、小葉は倒卵形です。花弁は5〜7枚です。花期は春(4〜5月)で、白色の...

春に、葉脈のはっきりしたきれいな緑の葉を出して細くしなるように伸びた枝に、オレンジがかった鮮やかな黄色い一重や八重の花が連なってたくさん咲きます。園芸品種では、山野に自生する可憐で楚々とした基本種の一重咲きの他、雄しべと雌しべが花弁に変化した、重厚で華やかな八重咲きのヤエヤマブキ、花びらが細くキクに似たキクザキヤマブキ、黄金葉のチバゴールド、黄を帯びた一重黄白のシロバナヤマブキなどがあります。花は...

桜といえば淡い桃色が定番ですが、鬱金桜(ウコン桜)は、薄黄緑色(鬱金色)の花が咲きます。始めは淡い黄色ですが、花の終わりの頃になると、蕊の部分から桃色へと変化をします。そのように桃色の赤味を帯びて、上品な色合いの花であることから、別名「美人桜」と呼ぶこともあり、幸せを呼ぶ桜と言われております。ソメイヨシノが終わる頃から咲き、長く花を楽しめる種類です。変わり色の桜にギョイコウ(御衣黄)がありますが、...

いにしえの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな…日本の春といえば桜、というほどに古くから春の象徴となっているのが桜です。また、すぐに散ってしまう、その儚さから、昔から人々は出会いと別れを、桜になぞらえられてきました。ソメイヨシノよりも、ちょっと開花時期が遅い八重桜(ヤエザクラ)。八重桜(ヤエザクラ)は、桜の品種と思われがちですが、実は総称であって特定の品種のことではありません。花びらが...

 クレイフラワーではありませんが… 毎年、梅雨前の時期から夏まで、日本料亭やホテルのおみやげ屋さんなど、彼方此方から制作を依頼されております。 そして、いつも嬉しい悲鳴を上げております。 もっと作って欲しいという要望がありますが、素材となる程度の良いすすきの材料も最近は少なくなってきました。 質の良いすすきを探して、制作に入るのですが、時間が足らないから製作時間がもっともっと欲しいです。 一人で作...

 ヨーロッパで広く知られていた純白のマドンナ・リリーは紀元前1500年ごろの壁画にも描かれているそうです。 白ユリは「純潔」を表わす花、あるいは「聖母マリア」の象徴としてキリスト教と深いつながりを持つ花です。 ヨーロッパに自生するユリのうちの何種かは絵画や紋章のモチーフとして、しばしば登場しますが、園芸植物として広く利用されることはありませんでした。 日本には、世界中に約100種あるとされるユリの...

 お客様からのオーダーが入りました。 色々と条件などを聞いて、お客様の選んだ和紙の紙に合うように、色が濃い桜を選びました。 どの花を選択するか考えた末に、花びらの枚数も5から8枚の御車返し(みくるまがえし) という桜にしました。 後水尾天皇が京の寺で花見を終えた帰路、花の余りの美しさに牛車を引き返して再びご覧になったことから、御車(みくるま)返しの桜と呼ばれています。 一枝の中に一重と八重(花弁6...

 お客様のご依頼で作成致しました。 6月の梅雨に入る頃ぐらいから、白と黄色の花を同時に付けるスイカズラと呼ばれる花に出会います。 甘い芳香に誘われて近づくと、、花の色が白色と黄色の2色が目につきます。 咲き始めは白色もしくは淡い紅色ですが、咲いているうちに、次第に黄色へと変化していきます。 白色の花から受粉すると黄色に変わるとされており、白と黄色の花を一つの茎に同時に付けており、金銀花(キンギンカ...

 ウスユキソウ(薄雪草)は、ヨーロッパで愛されているエーデルワイスの種とは、厳密にいえば別種なのですが、私は花学者ではありませんので、一緒にしております。 薄白色の葉に雪が積もったような姿をしていることから、ウスユキソウ(薄雪草)名付けられており、高い山の寒さから花を守るために起毛が長いようです。 信州では、北アルプスや美ヶ原などで観られます。 また、中央アルプスの山岳地帯で、絶滅危惧種にしていさ...

 紅白に見える花序が、祝儀などで使われる水引きそっくりなことから、水引(ミズヒキ)の名が付けられました。 木陰などの暗い場所に育つので、目立たない花ですが、侘び寂びの世界の茶人に愛されており、茶室の脇などに植えられることも、しばしあります。 まさに野草の中の野草で、私は大変気に入っております。 立秋も近づく頃に、蝉の声に賑わう山蔭、あるいは林縁の草むらなどで、風に揺れる水引(ミズヒキ)が目につくよ...

 ミヤマセンキュウは、セリ科ミヤマセンキュウ属の多年草で高山植物の一つです。 北海道、本州中部地方以北に分布し、山地帯から亜高山帯の林縁や草原などに生育しております。 信州では上高地や白馬や浅間山などで、見かけました。 茎は中空で直立し、上部は分枝して、高さは40〜80cmになります。 茎の高さは40〜80cmで、枝先の複散形花序に、小さな白色の花を数多くつけます。 セリ科の多くの植物に共通する特...

 日本では、昔から長寿の木として愛されてきました。 ひっそりと静かな木立の中、木々の深い緑にあざやかな紅色が点在する様は、自然の厳かな美しさに改めて気づかせてくれます。 日本には、薮椿(ヤブツバキ)を中心に椿の名所が無数にあります。 日本や中国を原産とし、万葉の時代から日本人に愛されてきたのが椿です。 椿は、和のイメージが強いですが、欧米でもオリエンタル感じが受けたのか人気が高いです。 ヨーロッパ...

 実葛(サネカズラ)は、マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本です。 ビナンカズラ(美男葛)とも言いますが、昔、ツルから粘液をとって整髪料に使ったためです。 実葛(サネカズラ)の葉は、長さ数cmくらいで、つやがあり、互生します。 ふつう雌雄異株で、8月頃開く花は径1cmほどで、10枚前後の白い花被に包まれ、中央におしべ、めしべが、それぞれ多数らせん状に集まります。 雌花の花床は結実とともにふくらみ...

 初夏の頃、枝先の新緑の葉のわきに、雌花を取り囲むように穂状の雄花が上向きにたくさん咲き、翌年に小さなどんぐりが昨年の枝に実り始め、秋になると堅い実が褐色に熟して落ちます。 どんぐりの名は、子供たちがコマにして遊んだことからのツムグリ(コマの古名)が転訛したという説と、トチノキのクリからのトチグリ(橡栗)が転訛したという説があります。 漢字の団栗というのは、当て字だそうです。 どんぐりの花言葉であ...

 春遅い信州に、桜より一足先に開く、あんずの花。 あんずは、奈良時代に中国から伝わった植物で、とても美しい花を咲かせる樹として知られています。 また、あんずの果実は、ジャムや干し杏や杏のシロップ漬けとなどの食用に使われます。 私の住む千曲市は、あんずの生産量全国1位を誇るあんずの生産地で、「一目十万本日本一のあんずの里」という名所があります。 あんずの花が開花する頃、千曲市に本格的な春の訪れがやっ...

 季節的には早いのですが、お客様の依頼で製作しております。 晩夏から秋にかけて、まっすぐ伸びた四角い茎につく葉のわきから出た花茎の先に、5枚の花びらの下の一枚に白い斑点が入った青紫色の花が数輪ずつ、たくさん咲きます。 雁金草(カリガネソウ)は、おしべとめしべの花柱が弓なりに飛び出たユニークな花です。 花の名は、花の形を雁の空を飛ぶ姿に見立てたという説と雁の首に見立てたという説、雁金家紋の結び雁金や...

 私には「まんてんせい」としか読めない、難読な名前です。 満天星 (ドウダンツツジ)は、春の終わりから初夏にかけて、白い小さな鈴のような花をたくさん付けます。 ツツジと同じく、生け垣や、道路脇の植え込みとして、よく見かける花です。 そして、花も素敵なのですが、葉が真っ赤に色づく秋の紅葉も綺麗です。 「どうだん」という名前は、「灯台」が変化したものと言われております。 この場合の「灯台」は昔の燭台の...

 木瓜 (ボケ) は、早春から春にかけて梅のような花を咲かせる落葉低木で、バラ科ボケ属の落葉低木です。 果実が瓜に似ており、木になる瓜ということで「木瓜(もけ)」と呼ばれたものが、「ぼけ」に転訛したとも言われております。 ボケは盆栽として大変人気の高い植物です。 また、花の美しさから庭木としても人気があります。 木瓜 (ボケ)の品種は200種類以上あるとされており、花も一重や八重咲のもの、花色も白...

 春先に、可憐で希少な花を小さく咲させます。 直径2pの白く可憐な花が、まるで雪が積もったかのように咲くのが、節分草(セツブンソウ)です。 節分の頃に花を咲かせるので節分草(セツブンソウ)と言われておりますが、日本原産の植物で、関東より西の地域に分布します。 石灰岩地帯を好み、落葉樹林内の斜面などに、まとまって自生します。 キンポウゲ科に属する多年草で日本の固有種で、絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大...

 待宵草(マツヨイグサ)は、7〜9月に咲くアカバナ科の花で、河原や海岸などに生息する越年草です。 7月から9月ごろ、夕方から翌朝にかけて黄色い花を咲かせます。 花径3〜5センチくらいの黄色い花を咲かせ、花弁は4枚で、花はしぼむと黄赤色に変わるのが特徴です。 観賞用に導入され、各地で野生化し、雑草の一部になってしまいました。 黄色い可憐な花ばかりではなく、マツヨイグサ属には黄色以外にも白・紫・ピンク...